野口朋子

2022(令和4)~2024(令和6)年度
芦屋市立宮川小学校育友会幹事・執行部

 皆さま、はじめまして!
R5年度宮川小学校育友会(PTA)執行部の野口です。

実は私、娘と一緒に宮小に入学したようなもので、今年で役員3年生です。
娘からは「お母さん、ボランティア好きねぇ」とそろそろ呆れられています。

PTAの仕事はボランティアなので、無理なくできる範囲でやればよいことや、何かしら役に立てていることを実感しやすいのが魅力だと思っています。

 さて、私は執行部で会計を担当していました。宮小育友会の会計は長年手書きの帳簿によって管理されてきました。決算時はそれをさらに細かく転記、電卓猛打…と令和の世らしからぬやり方が踏襲されていました。ここは思い切ってめっちゃ楽な会計に変えよう!と思い立ち、入出金時に内容を打ち込めば決算書まで自動作成できるexcel版会計に作り変えました。

元々excelが好きでしたが、10年前に仕事を辞めてからはめっきりご無沙汰です。当時とは画面も様変わりで最初は浦島太郎でしたが、スマホで調べつつ(昔は本だったのに、今は便利!)私まだいけるやん!なんて厚かましく自信を取り戻しつつ、夢中で作りました。

こうして自分の好きなことを活かしてお仕事できるのも、PTAの良いところかと思います。

 執行部に入ったばかりの頃は、自分たちの代で会計を大きく変えることや、打小PTAさんとお知り合いになれるなんて思いもせず…

まだまだ何が起こるかわからない日々に、ワクワクしています。


<編集後記>

 野口さんと初めて会ったのは、ご近所の学校同士が足湯で交流する会だった。その時すでに会計エクセル化の話が出ていたようで、できたら共有しますねと言ってくれた。

打出浜小学校でも会計は手書きだった。
ひとことでゆうと面倒だ。ふたことでもいいなら「めっちゃ・面倒」だ。

その後、野口エクセル会計は一年間宮小で運用され、市内の小学校が集まる交流会で共有され、打小にも導入された。会計ソフトばりの野口エクセル会計ができるまでには知識と労力が必要だし、苦労もあったはず。でも野口さんに、「二度とやるかー!!おとといきやがれー!!」みたいな感じはない。みんなに使ってもらえるなんてうれしい♡と喜んでいる。

 野口さんは楽しそうだ。きっと野口家のこどもたちもおかあさんのことを楽しそうだと感じているに違いない。風邪とあくびと不機嫌はうつるらしい。楽しいもうつると考えていいだろう。楽しそうにしている親のもとで育った子どもは楽しさを感じる力を養い、自ら楽しいことを生み出すようになる。という説をスタンフォード大学やカーネギーメロン大学の脳科学者が本に書いていてもいいと思うけどまだ読んだことはない。

 こどものために〇〇をする。

人によって〇〇に入れるものは違うが「こどものために自分が楽しむ」というのも、炊きたてごはんに昆布の炊いたんぐらいいける。野口朋子さんがそう感じさせてくれた。

編集長 丹羽洋文


<後日談>

「私旧姓が南部と言いまして、昔、こんぶさんって呼ばれてたのを思い出しました。昆布の下りで・・・笑」

野口さんから上記のようなコメントを頂いた。

このもの、やはりネイティブな話し好きやなと確信した。

つい「こんなこと言ってもなんにもならないし~」といって思いついたことをひっこめてしまうあなたは何にでも効果効能を求めてしまう悪い癖がついている。

野口さんのこんぶさんばなしに「知らんがなっ!」などと威勢よくいってしまうあなたは、つっこみ至上主義に毒されている証だ。

互いに広がる方向につなげていく遊びを楽しもう。

なんにせよ心の扉はオープンに、せめて半開き、いやあけてるけど網戸、ぐらいにはしておきたい。南部朋子さんがそう感じさせてくれた。





芦屋市立打出浜小学校PTAのウェブサイト

やれることをやる。やりたいことをやる。 市内一加入率の低いPTAが、これからのPTAを、一切のおふざけなしに夜も8時半からたっぷりぐっすり8時間しか寝れないぐらい考える。