浜会議

 近頃はミーティングという言葉の前に、オンライン、オフライン、リアルなどなにかしらの枕詞をつけるようになった。コロナ禍はステレオタイプなミーティング像をぶちこわしてくれたとも言える。

 意見を交換したりアイデアを出し合うことが目的だから場所はどこだってよい。というわけで今回は浜ミーティングだ。椅子にじっと座っているより、身体の動きが伴ったり、視界が広がっていたりと感覚の変化があるほうが脳内の神経細胞は活発に働くと、スタンフォード大学のとある脳科学者が言っていそうだ。わたしはただこの春の陽気にPTA室にこもってPTAっぽい顔してPTA風に話をすることもないと思っただけだ。

 浜には机などという気の利いたものはなく、気持ちのいい海風で紙がめくれ上がり、ものを書くのに不自由この上ない。次の集まりは入会確認の集計作業がある。アウトドアミーティングはあえなく却下されるのだろう。

 それでも次は芦屋温泉の足湯ミーティングをしたい。さらには元バスケ部の大瀬副会長とワンオンワンミーティング、元ソフトボール部の副会長の湯川さんと会計の宮本さんとキャッチボールミーティング。もはやミーティングは二の次ミーティングだ。

芦屋市立打出浜小学校PTAのウェブサイト

やれることをやる。やりたいことをやる。 市内一加入率の低いPTAが、これからのPTAを、一切のおふざけなしに夜も8時半からたっぷりぐっすり8時間しか寝れないぐらい考える。