ストロングスタイル
会長というものはなにかとあいさつをするものらしい。
会のはじまり、議事録、広報紙、なにかというとあいさつせいと言われる。文章なら「春 時候の挨拶」とでも検索すればいくらでも出てくるが、おもしろみにかける。ネットの検索結果をコピペするだけならAIがやってくれる時代だ。それにPTAだからといってPTAっぽい文体にすることもない。そんなこんなで最近あいさつの試行錯誤を楽しんでいる。ポイントは2つだ。
・自分が面白いか
・誰かを傷つけないか
最近書いたあいさつは、季節のあいさつから入るオーソドックススタイルを取りながらも最後は力業でPTAに結び付ける展開にストロングスタイルが見てとれる。
本文
春の足音に耳を傾けてみる。
おや。妙に静かだ、、、と思ったらハイブリッド車だった。
てっきり歩いてくるものだとばかり。
ああ、これが先入観か。こないだ資源ごみに出したと思っていたのに。
・・・。
古来より伝わる型通り、時候の挨拶から入ってみたのだが今いちしっくりこなかった。
本題に入ろう。先日、ヤギとニワトリを飼っている友達から子が生まれたらあげるよと言われた。わたしはヤギ、ロバ、ニワトリと一緒に暮らしたい。旅先やらでたわむれてきた程度だけれど、馬が合うのだ。馬も好きだ。ヤギは野菜くずも食べてくれるしミルクはバターにしたい。ロバの背には孫も乗せられるし、ニワトリの卵はありがたく頂こう。
ひとには色々な面がある。私は普段から、一目見てヤギロバニワトリ好きだとわかる立ち居振る舞いをしているからいいようなものの、そうでない場合は言わないとわからない。
PTAもそうだ。どんなひとが、どんなことをやってるのか。そこにはどんな歓び、苦しみ、やりがいといった悲喜こもごもがあるのか。みんな知らない。これは芦P協でも単Pでも同じだろう。これだけのドラマが繰り広げられているのにそれを伝えられないのはもったいない。書こう。経験したものにしかわからないことを、自分の言葉で。
名ばかりの会長 丹羽洋文
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